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私をもって公を成す

AD-LIVE2016 鈴村健一×寺島拓篤 感想まとめ

昨年初めてライブビューイングで観てからというもの、すっかり魅了されてしまったAD-LIVE。今年もついに、始まりました。

 

今年の初日を担ったのは、AD-LIVEを生んだ人・鈴村健一さん。そして、AD-LIVE初参戦・寺島拓篤さん。出演者発表会で「てらしー来てほしいな」とルンルンしていた私。希望通り出演者発表会に登場。さらに、鈴さんと組むということで、本当に頭を抱え、口を押さえ…忙しかったなぁ(笑)

 

お2人の頭の回転の良さや巧みな話術、それらの安定感は知っていたので特に心配はしていませんでしたが、実際に観たら期待をはるかに超えていきました。これはまとめなければ…!と思い、今これを書いています。

 

それでは、各公演を観た後の私の感想ツイートを中心に、補足を加えながらまとめていきたいと思います。公演内容も感想に含まれますので、ネタバレにお気をつけてください。

 

昼の部

 

今年のAD-LIVEは、各公演で一方のキャストが世界観を構築していくかたち。もう一方のキャストは何も知らないまま、キャラクターだけ持って舞台に立ちます。昼公演と夜公演、鈴さんとてらしーで全く違うストーリーができあがりました。ただでさえリスキーな舞台。過去最高難度のAD-LIVEでしょう。それと共に、エンターテイメント性はぐっと高まっています。観るたびに全く違う舞台。ワクワクしないわけがありません。

 

映像を用いたり、メモリーバスという大掛かりな装置があったり。従来のAD-LIVEとは違う点がいくつかありました。最後のタネ明かしというのは、上記の設定のこと。鈴さんがアフタートークでこの話をした時の、ライブビューイング会場のどよめきは今でも覚えています。

 

てらしーはAD-LIVE初参戦。昼の部は探っている感じがしました。もう少しアドリブワード引いてもよかったかな。設定も結構複雑だったので、なかなか厳しい舞台だったのかもしれません。しかし忘れてはいけないのは、これは90分アドリブで紡がれている舞台だということ。クオリティは十分だったと思います。

 

ラッパーの真価は、最後の最後に発揮されました。「KZ!根絶!」は本当にすごかった(笑)観る側も分かりやすいキャラ付けで、最高でした。

 

この想いは常に持っています。「AD-LIVEありがとう」「鈴さんありがとう」「出てくれるキャストの皆さんありがとう」「スタッフさんありがとう」ありがとうが溢れてきます。これからも応援し続けます。

 

これは本当に切に願います。…が、おそらくないのかな。会場まで予約しに行くかぁ。

 

夜の部

 

夜の部は本当によくできた舞台でした。「奇跡」という言葉が安っぽくない。「奇跡」そのものでした。

 

設定が本当によくできていたんですよね。「昼の部はもう少し積極的にアドリブワード引いてもよかったなー」と思っていましたが、夜はガンガン引く引く(笑)積極的に引いていけるような設定だったので、それもあって面白かったです。

 

これについては言うことないです。このツイートに、私の想いは全て詰まっています。

 

夜の部は、役の上でてらしーが鈴さんにたくさん「天才」と言うんです。AD-LIVE2公演目にしてここまでできてしまう寺島拓篤という男も、なかなか恐ろしいと思うのですよ…。

 

引きは本当に良かったです。AD-LIVEの神様に愛されていた。そして、てらしーの導きが絶妙に上手いんですよね。場を読むのが上手い。まだまだ可能性があります。また彼のAD-LIVEが観たい。

 

AD-LIVEってどスベリが無い気がするんですよ(あ、ひどいと噂の2014年岩田光央×小野大輔はまだ観ていません。もしかしたらそこでDがスベっているかもね)。微妙なワードを引いてもキャストのテンションでうやむやになることもいっぱいあるし。真正面から突っ込んでスベった、しかもてらしーが、ということがとても新鮮でした。

 

昼の部で導く側だった鈴さんが、シリアス路線ということもあって無難なキャラクターだったので、夜の部のてらしーもそうかなぁと思っていたんです。回す側は柔軟に対応できるほうがいいと思うので。昼の部でラッパーという分かりやすく強烈なキャラやっちゃったしね。しかしでてきたのは謎の博士(笑)途中でキャラの切り替えはありましたが、博士キャラも随所に上手く取り入れつつ。こういう回し方もあるのかと思いました。

 

AD-LIVEに1日触れて

私たちの目に入る声優さんって、はしゃいでるのが多い気がするんです(え、私だけですか?笑)。でも、そのはしゃいでいることすら、舞台上で各々のキャストさんが自分の立ち位置を考えて立ち回っているんだろうと思います。イベント映像などを観て、この人たちほんとすごいなと心底思うことがたまにあるんです。

 

AD-LIVEは台本が無い究極のコンテンツ。それをやってのけるキャストさんやスタッフさんは本当にすごいと思いますし、そんな人たちを好きになった自分を誇りに思います。作り手側が与えてくれる幸せ、笑顔、楽しさ、感動などを当たり前のように受け取らず、見えない場所でしているであろう数々の努力や苦悩を、自己満ではありますが受け取って。そうしてもらったものを、かたちを変えて作り手側に感謝や愛などの気持ちを示す。私は、これからもそういう応援をしていきたいと思うんです。

 

あとりぶ

田中は上野を迎えに行った。相棒思いの田中なんですけど、私はあとりぶで田中の黒い感情を見た気がしました。どの言動でそう思ったかは定かではないですが、1人でトリオを抜けて売れた佐久間に対する嫉妬のような感情があったと思うんです。てらしーは別に考えていなかったかもしれないけど。良い人だった田中の人間味が増した気がして、私は好きです。

 

「お前のアドリブが好きなんだ」「天才」という言葉が、たびたびてらしー演じる田中から鈴さん演じる上野へと告げられました。田中と上野のストーリーに、てらしーから鈴さんへの想いが重なって見えるような気がして。ありきたりな言葉で申し訳ないんですけど、本当に素敵で素晴らしい舞台でした。

 

 

AD-LIVEはまだまだ続きます。これからも、数々の奇跡の瞬間を楽しみにしています。お金飛んでったけど、今年AD-LIVEにつぎ込んでよかった…我は幸せじゃ……